フィジークで勝つために絶対に必要な「定義(ディフィニション)」とは?

query_builder 2024/10/11
コンテスト出場に向けてフィジークスクール
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フィジーク競技は、ボディビルに比べて筋肉のサイズだけでなく、バランスの取れた筋肉の美しさ全体の調和が評価される競技です。

そのため、筋肉の「定義」(ディフィニション)は、フィジーク競技の選手にとって非常に重要な要素となります。

この記事では、フィジーク競技における筋肉の定義について詳しく解説し、競技で高評価を得るためのポイントを紹介します。


筋肉の定義(ディフィニション)とは?

筋肉の定義に必要な要素

筋肉の「定義(ディフィニション」とは、筋肉の輪郭や筋繊維のディテールがはっきりと見える状態を指します


定義(ディフィニション)とは下記の要素を総称した言葉です。


  • 1.筋肉のカット - 筋肉の境界がくっきり見える状態を指します。筋肉が彫刻のようにシャープに見える様子です。

  • 2.筋肉の輪郭 - 筋肉の形状や線が明確に見えること。筋肉のシルエットがはっきり浮かび上がることを示します。

  • 3.筋肉のシャープさ - 筋肉が鋭く、しっかりと目に見える状態を強調する表現です。

  • 4.筋肉の分離度 - 筋肉が周囲の筋肉とどれだけ分かれて見えるか、明確な区別がつく様子。

  • 5.筋繊維の明確さ - 筋繊維がどれだけくっきりと見えるかを強調する表現です。特に低体脂肪時に使われる表現です。



  • 特にフィジーク競技では、筋肉のサイズだけでなく、次のような美的要素が重視されます。


    筋肉の定義が高いと、以下の要素が目立ちます


    1.筋繊維の見え方: 筋肉が発達していると、表面に筋繊維の線がくっきりと見えるようになります。

    これは、体脂肪が少なく、皮膚の下に筋肉がはっきりと現れている場合に顕著です。


    2.分離度: 各筋肉が隣接する筋肉と明確に分かれて見えることを指します。

    例えば、胸筋と肩、背中の筋肉の境界がはっきりしていることが重要です。

    フィジーク競技では、腹筋、上半身全体の筋肉の分離度が特に重視されます。


    3.カット: 筋肉の境界線が鋭く、深く刻まれたように見える状態です。これにより、筋肉が立体的で彫刻のように見え、光を浴びたときにシャープな陰影が生まれます。

    筋肉の定義を高めるための要素

    フィジーク競技において筋肉の定義(ディフィニション)を最大限に引き出すためには、次の要素が重要です。



    1.低い体脂肪率: 体脂肪が少ないことで、皮膚の下にある筋肉が際立ちます。

    特に腹筋や胸筋、肩などの筋肉が明確に浮かび上がり、全体のシルエットが引き締まって見えるようになります。




    2.筋肉の発達: 筋肉自体が十分に肥大していることも定義を際立たせる要素です。

    筋繊維が太くなることで、カットがより鮮明になります。




    3.水分調整: 大会直前に水分を調整することで、皮膚下の余分な水分が排出され、筋肉のディフィニションが強調されます。

    これにより、皮膚が薄くなり、筋肉の細部がくっきりと見えるようになります。



    ボディコンテストでの評価されるポイント

    各部位別:フィジーク競技における評価されるポイント

    フィジーク競技では、筋肉のサイズだけでなく、定義(ディフィニション)が評価基準の大きなポイントとなります。

    筋肉が大きくても、脂肪や水分で覆われていると定義が甘くなり、評価が下がる可能性があります。

    一方で、定義がはっきりしている選手は、筋肉のディテールが見えやすく、より洗練された印象を与え、評価が上がります。




    1. 腹直筋(シックスパック)

    腹筋の定義は、フィジーク競技の中心的な評価ポイントです。

    シャープでくっきりとしたシックスパックは、低体脂肪率を示し、競技者がしっかりと準備している証となります。

    • ● ポイント: クランチやレッグレイズ、プランクなどを取り入れ、腹直筋の全体的な発達を目指すとともに、体脂肪率を削減して腹筋の定義を明確にする。


    2. 胸筋(ペクトラル)

    胸筋は大きさだけでなく、上部と下部の発達バランスや、胸全体のシャープなカットが重要です。

    • ● ポイント: インクラインベンチプレスやケーブルクロスオーバーなど、上部・下部のバランスを取るトレーニングが効果的です。胸の中央のラインをくっきり見せるために、プレス系のトレーニングも取り入れます。


    3. 肩(三角筋)

    三角筋の定義は、フィジークの選手が特に重視する部分です。肩が発達していると、全体的な逆三角形のラインが強調されます。

    • ● ポイント: ショルダープレスやサイドレイズなど、肩の全体的な輪郭をシャープにするトレーニングを行います。筋繊維の分離を強調するために、フォームの正確さが重要です。


    4. 背中(広背筋・僧帽筋)

    広背筋の広がりは、Vシェイプを強調する上で不可欠です。また、僧帽筋の発達もフィジーク競技において大きな役割を果たします。

    • ● ポイント: ラットプルダウンやデッドリフト、ベントオーバーロウで背中全体を鍛え、定義を明確にします。特に背中のカットを出すためには、広背筋を細かく鍛えることが重要です。


    5. 腕(上腕二頭筋・上腕三頭筋)

    腕の筋肉は、胸筋や肩と一体となり、全体的なシルエットを引き締めます。上腕二頭筋と三頭筋の分離度が高ければ、筋肉の定義が際立ちます。

    • ● ポイント: 上腕二頭筋はバーベルカールやダンベルカール、三頭筋はトライセプスプレスダウンやディップスで鍛え、シャープなラインを目指します。


    定義(ディフィニション)

    まとめ

    フィジーク競技における筋肉の定義は、サイズに加えて、筋肉の輪郭や線、カットの鮮明さが大きなポイントです。

    定義(ディフィニション)が明確な選手は、筋肉のディテールがはっきりと見え、全体的な美しさとバランスが際立ちます。

    体脂肪率の管理、筋肉の発達、水分調整を徹底し、バランスの取れたシャープな体を目指すことが、フィジーク競技で高評価を得る鍵となります。


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